出雲国のべにひかり紅茶
「べにひかり」とは、日本で開発されたアッサム系紅茶用茶樹品種の名前です。高い品質を誇るこの品種ですが、1971年の紅茶輸入自由化の影響を受け、ほとんど栽培されることのないまま、まぼろしとまでいわれるようになりました。現在も全国的にも栽培面積はごくわずかです。「べにひかり紅茶」は比較的苦渋味が少なく、鼻に抜ける清々しい香気が特徴です。またお茶を淹れた際の色が鮮やかですので夏場はアイスティーにも適しています。
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茶葉の新芽は非常に美しいものですが、「べにひかり」のそれは非常に色が明るく鮮やかで特に目を奪われます。
まだまだ幼木の頃のべにひかり茶樹です。定植から毎日の草取り、収穫の日の喜びを思うと、茶畑が本当に愛おしく思えます。